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ハローワークの利用
全国の都道府県ごとに数ヶ所ずつ設置されていて,誰でも無料で求人情報を探すことができます。ハローワーク内に設置されているコンピュータに,月収,年齢,勤務地,希望産業などの条件を入力すると,条件に該当する求人を閲覧することができ,会社の特徴,事業内容,従業員数(女性社員数),加入保険等,仕事の内容,賃金など細かい情報も見られるようになっています。応募を希望する求人が見つかった場合には,係の人に相談すればその場で相手の会社に連絡をとり,面接の日時を決めてもらえます。
また紹介状を交付してもらい,自分の都合のいい時に企業に連絡をとることもできます。ハローワークには就職相談所や適性検査所が併設されている所もあるので、一度足を運んでみる価値はあります。育児・家事・介護と仕事の両立を目指す人のためのハローワークで全国12ヶ所に設置されています。他のハローワークと違うのは,保育所や地域のネットワーク情報などを提供してくれる点です。近い将来再就職したいという人は,就職希望登録」をすれば再就職セミナーなどの情報を郵送してもらえたり,就職相談(予約制)に乗ってもらうことができます。
ハローワークが提供している求人の一部(ハローワークが提供している求人情報のうち,事業者がインターネット上で公開することをOKしたもの)をインターネットでも見ることができます。希望に合った求人を見つけ,更に詳しいことが知りたい場合,ハローワークでの紹介を希望する場合などはハローワークで相談に乗ってもらえます。また自分で直接,その会社に応募することもできます。
ハローワークでは、管轄地域だけでなく、近くのハローワークの求人についても公開しています。職種ごと、地域ごとに ファイルを設けたり、新着求人をまとめて展示するなど、ハローワークごとに、見やすくするためにいろいろな工夫をしています。求人自己検索パソコンで、希望の求人を効率的に探すことができるハローワークもたくさんあります。また求人条件が多少合わない場合でも、応募できるようその会社に働きかけることもできます。さらに、オンラインシステムを使って、他の地域の求人を探しすることもできます。
情報収集
情報収集は,最初の段階ではあまり先入観を持たずに行うのがポイントです。先入観を持って情報収集をすると、自分の選択の幅を自ら狭めることになってしまいます。最初から,この業界でなければダメ,私に合うのはこういう企業などとイメージを限定せずに,仕事に関する情報には幅広くあたってみましょう。自分には向いていないかも,あまりピンとこない,と思うような企業,業界でもとりあえず情報に接してみることが大事です。ところが,先入観に邪魔される人は意外と多いようです。例えば,ベンチャー企業は嫌だという人がいます。どうしてベンチャー企業はダメなのかをよく聞いてみると,単にイメージでそう考えているだけだったりします。
ベンチャー企業といっても,規模や仕車内容は様々で,よく調べてみれば、自分に合う企業もあるかもしれません。先入観を持たない方がいいのは,中小企業に対しても同じで,企業の規模や知名度やイメージにこだわるがゆえに,中小企業を敬遠している人が多いのではないでしょうか。もちろん大手企業には大手なりの魅力がありますが,しかし中小企業には大事企業にはない魅力があります。実際に働いている女性の満足度を比べると、大手企業より中小企業のほうが高いとも言われます。先入観にとらわれることなく、中小企業の情報にも積極的にあたってみることが大事です。
転職や再就職の意思が固まったら,以前の会社の同僚,取引先の人など信頼のおける人達に,転職・再就職活動をしている旨を伝えておきましょう。情報発信をすることによって,有益な情報が入ってくることがあります。転職に成功した人の話を聞くと,意外に多いのが人から仕事を紹介してもらったというパターンです。以前勤めていた会社の人から「もし仕事を探しているならやってみないか」と言ってもらった,仕事関係で知り合った人から「あの会社が人を探している」と言われた,などというようにです。
また,今度,うちの会社が人を募集するからホームページを見てほしいなどと採用情報を教えてもらえる場合もあります。ただし在職中の人は,社内の人に転職活動をしていることが漏れないように気をつけましょう。一緒に働いている人間が転職を考えているのが分かると,職場全休のモチベーションが下がり,会社に迷惑をかける場合があります。逆になかなか辞めさせてもらえなくなることもあるでしょう。
転職・再就職の決意
転職、再就職の決意が固まったら,まずは,ライフプラン,キャリアプランを立てます。新卒の就職活動では自己分析が重要と言われますが,転職活動の場合はこのライフプラン,キャリアプランを立てることが自己分析でもあります。ここでしっかり自分について考えておけば,間違った転職先を選ぶ確率もグンと減り,かつ書類選考,面接の場で役立ちます。新聞,求人情報,インターネット,ハローワークなどで求人情報を調べます。転職・再就職の決意が固まったら,キャリアプランやライフプランを立てるのと同時進行で始めた方がいいでしょう。
この仕事ならいいと思える求人広告を見つけたら応募方法を確認します。○月○日までに履歴書を郵送してください。後日面接日を通知します,電話連絡の上,履歴書持参,○月○日説明会開催など,求人広告には必ず応募方法が記載されているのでこれに従います。応募の前に企業についてじっくり調べたいと考えるかもしれませんが,応募書類の送付の締め切りは広告が出てから1週間から10日という場合がほとんどです。
転職・再就職の決意が固まって,ライフプラン,キャリアプランを立てるのと同時進行で行うべき情報収集は,単に求人情報を見つけるというだけでなく,自分は何をやりたいのか,何ができるのかを探る作業でもあります。情報収集を進めていくとこんな仕事があるのか,こんな企業があるのかという新たな発見があるはずです。少しでも興味のわいた仕事や企業については,詳しく調べその過程で,この仕事なら興味を持てそう,この企業の仕事ならできそう,この仕事ならやってみたという自分の志向が分かってくるでしょう。
ライフプラン,キャリアプランでは自分はどんな仕事をしたいのか,どんな仕事場が最適かをより具体的に決めていく必要があります。しかしこれまである程度のキャリアを積み,今後の道筋もハッキリしている人,あるいは新卒の時に企業・業界研究を徹底的に行い,自分のやりたいことがある程度見えている人を除けば,意外とこの段階でつまずいてしまう人は多いのではないでしょうか。いくら考えてもよく分からない原因のひとつは情報不足にあります。自分の頭の中にある情報だけで,自分は何ができ,何をやりたいのかを探るのには限界があります。そこで,キャリアプランを立てるのと同時に情報収集を行う必要があるのです。
